ブラッシブラッシ

先代ロシアン 銀次さんの形見のブラシ

年期入ってます

銀次さんの品物はすべて処分
ヒゲや乳歯も四十九日を待ってから
埋葬しましたが
ブラシだけは ヤンココのために
残しておきました

在りし日の銀次さん
友人知人からは
「銀次社長」「銀次先生」と呼ばれるほど
なにか堂々とした いなせな猫さんでした


銀次先生 形見のブラシは
ヤンココのお気に入り
↓ これはヤン丸くん

「ああ〜 気持ちいい〜」

「もっとー もっとぉー」

「そこそこ〜」


↓ こちらはココ丸くん
激しく ブラッシング好き
「早くっ早く!」

「ブラシ〜 ブラシ〜」

全身くまなくブラッシング

おなかだって ブラッシ ブラッシ

気持ち良すぎて 舌が出ちゃう

「銀次お兄ちゃんのブラシは……」

「ヤンココの宝物〜」
ぎゅうううぅぅぅぅぅ